コラム

HOME » 日本人が間違いやすい英語表現~「痩せている」ってなんて言うの?~

日本人が間違いやすい英語表現~「痩せている」ってなんて言うの?~

2019-10-21 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
How do you stay so skinny even when you eat that much?
…きっとほめてくれてると思うんだけど、言い方をかえた方がいいわね
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
え、何か変なこと言っちゃった?

それって本当にほめ言葉?

よくシスターと一緒にランチに行くユキ。

いつも自分よりもたくさん食べるのに、全然太る様子のないシスターを見て

「そんなに食べても、どうやってやせた体型を維持してるの?」と質問しようと思い

How do you stay so skinny even when you eat that much?

とたずねました。しかしこれにシスターは苦笑い。

一体何がダメだったのでしょうか?

skinnyはskin(皮)という言葉からもわかるように、「皮しかないかのようにやせた」というネガティブなニュアンスがあります。

つまり、ユキの質問では「どうやってやせこけた体型を維持してるの?」という意味合いに聞こえるのです。

肯定的な意味での「細い」は、slimという言葉を使うといいでしょう。

つまりユキは、How do you stay so slim even when you eat that much? と言えばよかったのです。

slimは、This new phone is really slim.(この新しい電話はとても薄いんだ)のように、モノに対して使うこともできます。

ほかに、slenderやleanという言葉もスリムな体型の人に対して使われます。

ちなみに、thinも「薄い、細い」という意味の形容詞ですが、

That store has a really good thin crust pizza.

(あの店には薄い生地のとてもおいしいピザがあるよ)、

The air is thin up here.

(この場所は高くて空気が薄い)

のように使います。

ユキ
ユキ
I see.そういうことだったのね
ちなみに私がやせているのは、毎日自転車を使っているからよ
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
私も自転車で通勤しようかな

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語表現~Goを使った色々な表現~

When I left home this morning, I found that my bike tire had gone flat.

今朝家を出たとき、自転車のタイヤがパンクしているのに気づいた。

日本人が知っておくと便利な英語表現~bottom lineって何?~

bottom line とは、会社の決算表の一番下に表示される集計結果、つまり「最終損益」のことを言います。one’s bottom line の形でどの会社の収支であるかを示し、
It seems our bottom line won’t be affected by the new climate regulations.
(わが社の最終損益は新しい環境規制の影響を受けないようだ)
といったような使い方をします。
one’s の代わりに定冠詞を付けて the bottom line とすると、「最終決定」や「結論」、あるいは話の「要点」などを表します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~spoil one’s dinner~

spoilには「ダメにする」「無駄にする」と言う意味があり、Tofu spoils quickly if not kept refrigerated.(豆腐は冷蔵庫に入れないとすぐに腐る)のように食べ物がダメになってしまうことを表します。spoil one’s dinnerで「夕食をダメにする」という意味で、せっかくの夕飯の前に何かを食べてしまって、お腹をいっぱいにさせてしまうようなことを表します。食べ物だけではなく、イベントごとなどを「台無しにする」といった意味合いもあります。

日本人のための基礎英語表現~「ハマる」って何て言うの?~

趣味や食べ物など、何かに夢中になることやそこから抜け出せない状態を「はまる」といいます。これにぴったり当てはまる英語の表現が be hooked on というフレーズ。

日本人が知っておくと便利な英語表現~make one’s day~

make one’s day は直訳だと「〜の1日を作る」ですが、何か相手に嬉しいことをしてもらった時に「あなたがいい1日にしてくれた」つまり「あなたのおかげでいい日になった」という気持ちを表します。プレゼントをもらったり素敵な計画を聞いて思わず嬉しくなって使うようなイメージです。もらったプレゼントなどを主語にして、These gifts are made my day!(この頂き物のおかげでいい日になった!)のようにも使います。