コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~「親指」を使った表現~

日本人が知っておくと便利な英語表現~「親指」を使った表現~

2022-05-09 | 英会話のコツ

リキ
リキ
犬用のベッドを自分で作ったんだよ!
Wow. That’s amazing! I’m all thumbs.
宣教師
宣教師
リキ
リキ
え?全部親指???

I’m all thumbs.

thumb は「親指」なので、直訳では「全部の指が親指」という意味ですが、実際は「不器用」という意味になります。

親指は他の指と比べて太くて短いため、すべてが親指になってしまったら、細かな作業など、色々やりづらくなりますよね。

この様子から、手先が不器用なことをこのように表現します。

また、with を続けて、

I’m all thumbs with this kind of things.(こういったことが苦手なのです)のように使うこともあります。

A: Can you help me decorate the cake?
(ケーキの飾り付け手伝ってくれる?)

B: I want to, but I’m all thumbs…
(そうしたいけど、私不器用なの)

thumbs up

thumb を使った表現は他にも色々ありますが、よく使われるのは、thumbs up という表現です。

「親指をあげる」というジェスチャーを思い浮かべてください。「OK」「了解」「いいね」といった意味を表しますよね。

このことから、「了解する」「賛成する」という意味で使われます。

A: Did you tell your parents that you want to study abroad?
(留学したいって、親に話した?)

B: Yeah. Both of them gave me the thumbs up.
(うん。2人とも賛成してくれたよ)

“All thumbs” means “clumsy.”
宣教師
宣教師
リキ
リキ
へぇ。確かに、指が全部親指だと動きづらいね。
Yeah. Your dog must be so happy.
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が間違いやすい英語表現~「どこ」をWhereで表現しない場合~

ユキも「州都の場所・位置」ではなく「州都の名称」を知りたかったわけです。

その場合は、Where…?ではなく、What…? という聞き方をするのがベストです。

「約束をすっぽかす」って英語でなんていうの?

stand upは「立ち上がる、起立する」という意味で広く知られていますが、

このほかに「~との約束をすっぽかす、~に待ちぼうけを食わせる」という意味もあるのです。

日本人が間違いやすい英語表現~”Time”と “The Time”の違い~

Do you have time? なら「お時間はありますか?」ですが、Do you have the time? だと「何時ですか?」と時刻をたずねる質問になるように、定冠詞の the が付いているか否かで、意味がガラリと変わる名詞があります。

日本人のための基礎英語表現~食事に誘う~

食事に誘う
grab a bite は「軽く食事をする、軽食をとる」という意味で、日常会話でよく使われるイディオムです。

日本人が間違いやすい英語表現~「meet」と「see」の違い~

実は、同じ「会う」でも、meetには「初めて会う」、seeには「再会する」というニュアンスが隠されています。

そのため、シスターはWhen did you meet Riki?を「最初にリキに会ったのはいつ?」という意味でとらえました。