I’m all thumbs.
thumb は「親指」なので、直訳では「全部の指が親指」という意味ですが、実際は「不器用」という意味になります。
親指は他の指と比べて太くて短いため、すべてが親指になってしまったら、細かな作業など、色々やりづらくなりますよね。
この様子から、手先が不器用なことをこのように表現します。
また、with を続けて、
I’m all thumbs with this kind of things.(こういったことが苦手なのです)のように使うこともあります。
A: Can you help me decorate the cake?
(ケーキの飾り付け手伝ってくれる?)
B: I want to, but I’m all thumbs…
(そうしたいけど、私不器用なの)
thumbs up
thumb を使った表現は他にも色々ありますが、よく使われるのは、thumbs up という表現です。
「親指をあげる」というジェスチャーを思い浮かべてください。「OK」「了解」「いいね」といった意味を表しますよね。
このことから、「了解する」「賛成する」という意味で使われます。
A: Did you tell your parents that you want to study abroad?
(留学したいって、親に話した?)
B: Yeah. Both of them gave me the thumbs up.
(うん。2人とも賛成してくれたよ)