コラム

HOME » コンセントって英語でなんていうの?

コンセントって英語でなんていうの?

2019-05-27 | 英会話のコツ

リキ
リキ
Hey, Elder. Could you plug this cable into the consent?
What? What did you say? A consent?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
あれ‥コンセントって英語で通じないのかな‥

コンセントは英語でどう言う?

冒頭の会話で、リキはエルダーに

Could you plug this cable into the consent?

(このケーブルをコンセントに差し込んでくれる?)

とたずねましたが、どうやらエルダーに通じなかったようです。一体なぜでしょうか?

日本語では電源の差し込み口を「コンセント」といいますが、英語のconsentにはそのような意味はありません。

つまり「コンセント」は和製英語。海外では通じないのです。

英語で「コンセント」はoutlet、socket、plugといいます。

いずれも品詞は名詞ですが、plugには「コンセント」のほかに名詞の「(コードの)プラグ」、動詞の「差し込む」という意味もあるため、

Plug the plug into the plug.(プラグをコンセントに差し込んで)のように言うこともあります。

リキのように「このケーブルをコンセントに差し込んでくれる?」と質問する場合は、

Could you plug this cable into the outlet/socket/plug?

とたずねるのが正解です。

POINT

consentには「コンセント」以外の意味がちゃんとあります。

名詞の「承認、承諾、同意」、動詞の「承諾する、同意する」です。

We need to have parental consent before you can go on this trip. という文章であれば、

「この旅行に参加するには、保護者の同意が必要です」という意味になります。

この単語を使ったイディオムには、accept consent「合意を受け入れる」、get someone’s consentで「(人の)の承諾を得る」

などがあるのであわせて覚えておきましょう。

Did you get it? 実は、コンセントは和製英語なんだ
宣教師
宣教師
リキ
リキ
全然知らなかったから、とても勉強になったよ
That’s good! また何か質問があったらいつでも聞いてね
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が間違いやすい英語表現~相手の都合を聞く際の「convenient」は要注意!?~

でも、実はconvenientには「(モノや状態、時間の)使い勝手が良い」というニュアンスがあります。

そのため、人物に対しては使うのは適していません。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Give it a shot~

リキが思った通り、shotは「発砲」「発射」などという意味ですが、実は「試み」という意味もあります。なので、give a shotで「試しにやってみる」「挑戦してみる」などという意味として使われています。躊躇している相手に「試してごらんよ」と背中を押すようなひと言になります。shotの代わりにtryでもOKです。また、Give it your best shot.「精一杯やってみなよ」のようにbest を入れるとさらに強調された言い方になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~out of the blue~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人が知っておくと便利な英語表現~under the weather~

under the weatherは直訳すると「天気の下」ですが、実際には「気分がすぐれない」ということを伝える表現になります。航海中の船乗りが、under the weather(過酷な天候)が原因で体調を崩したことから生まれた表現のようです。少し風邪気味だったり、気持ちが少し落ち込んでいるような場合にも使います。直接的ではなく、「ちょっと体調が優れない」・・・のようなニュアンスで使いたい時にピッタリの言い方になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~You deserve it!~

deserve は「〜するのに値する」という意味の単語です。You deserve it! は誰かがよい行いをした場合などに「あなたの頑張りはそれを受けるにふさわしい」、つまり「よく頑張りました」という意味の褒め言葉になります。