コラム

HOME » 日本人のための基礎英語表現~時制で異なる微妙なニュアンス~

日本人のための基礎英語表現~時制で異なる微妙なニュアンス~

2020-09-06 | 英会話のコツ

リキ
リキ
エルダー、ちょっと聞きたいんだけど
何?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
次の2つの文章に違いはあるの?

時制で異なる微妙なニュアンス

あなたは、ふたりの友人を食事に誘いました。すると、

A君からは、I just finished writing a report. という返事が、

B君からは、I’ve just finished writing a report. という返事が返ってきました。

あなたの誘いにのってきたのは、A君でしょうか、それともB君でしょうか?

このふたつの文章の違いは、過去形(I just finished)か

現在完了形(I’ve just finished)という点だけ。

たったこれだけの違いで「一体何が違うの?」と不思議に思った人もいるでしょう。

でも実は、このふたつの文章にはちょっとしたニュアンスの違いがあるんです。

過去形で表現しているA君の場合、「ちょうどレポートを書き終えた」となり、

「もう過去のことになってスッキリしたところ」という気持ちが含まれます。

これに対し、現在完了を用いているB君の場合、

「ちょうど今レポートを書き終えたばかりだ」となり、

「まだちょっと整理がついてない、現在もまだ気持ちを引きずっている状態」

という気持ちを表しています。

このことから、誘いにのってきたのはA君だということがわかります。

それぞれの返事に続く言葉を見ると、そのニュアンスの違いがより明確になるでしょう。

A君:I just finished writing a report. You picked a good time to ask.
   ちょうどレポートを書き終えたよ。まったくいいタイミングで誘ってくれたね。

B君:I’ve just finished writing a report. Give me a second to catch my breath? 
   ちょうど今レポートを書き終えたばかりなんだ。ちょっと一息つかせてよ。

POINT

ちなみに、justは「ちょうど、まさに」という意味の副詞ですが

命令形の文章で動詞の前に前に付け足す場合は「いいから、とにかく、つべこべ言わずに」

という意味になります。

たとえば、Just do it. は「とにかくやってみて」といった意味合いで、

つべこべ言わずにいいからやってみてほしいというニュアンスになります。

2つの文章の微妙な違いがわかったかな?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
うん。微妙なニュアンスの違いでネイティブは使い分けているんだね
そうなんだ。またわからないことがあったらいつでも聞いてね
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語~kick back ってどんな意味?~

kick back ってどんな意味?「キックバック」と聞いて、どうやらユキは「割戻金、リベート」を連想したようです。確かにkickbackという名詞はそのような意味があり、動詞のkickを使ったkick backというイディオムにも「リベートとして払う」という意味があります。
ところが、それとは別にkick backというイディオムには「くつろぐ」「休憩する」という意味もあるのです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~環境問題に関する表現~

環境問題に関する表現や会話の例を英語で学びましょう

日本人が知っておくと便利な英語表現~free rein~

rein とは馬を操る「手綱」のこと。通常は複数形で、pull on the reins(手綱を引く)のように用います。rein の読み方は「レイン」ですが、free rein は決して「自由な雨」ではなく、思いのままに手綱を操れるということから「自由裁量、行動の自由」を表すイディオムです。

日常英会話で使える表現~マイルドな否定の表現~

そんなときに役立つのが、I’m not so sure. / I’m not sure about that. というフレーズです。

be sure は「確信がある、自信がある」という意味。直訳は「そんなに確信が持てない/そのことについては自信がない」です。

日本人が知っておくと便利な英語表現~spoil one’s dinner~

spoilには「ダメにする」「無駄にする」と言う意味があり、Tofu spoils quickly if not kept refrigerated.(豆腐は冷蔵庫に入れないとすぐに腐る)のように食べ物がダメになってしまうことを表します。spoil one’s dinnerで「夕食をダメにする」という意味で、せっかくの夕飯の前に何かを食べてしまって、お腹をいっぱいにさせてしまうようなことを表します。食べ物だけではなく、イベントごとなどを「台無しにする」といった意味合いもあります。