コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~断りの表現~

日本人が知っておくと便利な英語表現~断りの表現~

2021-02-19 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
シスター、ちょっと聞きたいことがあるの
うん、何?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
この前教えてくれた Not on your life. に似たフレーズってある?

相手の提案や依頼、要求などを断るさまざまな英語表現

Not on your life. は、相手の提案を否定したり、依頼を断るときに使うフレーズですが、

英語には似たような意味合いの表現がいくつかあります。

さっそく見ていきましょう。

・No chance.
「見込みはない」「あり得ない」「絶対に無理」

chance には「好機、チャンス」という意味のほかに「可能性、見込み」という意味もあります。

No chance. というフレーズの chance は、後者の意味です。

「はい」と答える可 能性はまったくないですよ、といった意味合いの表現です。

・Not a chance!
「見込みはない」「あり得ない」「絶対に無理」

No chance. とほぼ同じニュアンスです。

a chance(1つの可能性)もない→あり得ないとい
うことです。より強調した言い方に Not a chance in hell. があり、

これで「これっぽっちも 可能性がない」という口語表現になります。

・Nothing doing.
「絶対にダメだ」「お断りだ」

Nothing doing.は「絶対にお断り」と、強い否定・拒絶を表すひとことです。

家族や友人など、親しい間柄で用いられることが多いフレーズ。

Nothingもdoingも語尾が-ingで韻を踏んでおり、リズミカルな言い回しです。

・It’s out of the question.
「問題外だ」「話にならない」「まったく不可能だ」
 

out of the question は「問題外」という意味のイディオムです。

「質問する意味さえない」という感じで、ありえない、論外だという断固とした拒絶の気持ちを

明確に示すことができます。the を抜かした out of question だと

「疑う余地なく、疑いもなく」という別の意味のイディオムになるので、

theをつけ忘れないよう注意しましょう。

ユキ
ユキ
同じような意味でも、いろんな言い回しがあるんだね
フレーズにバリエーションがあると、実際にネイティブスピーカーと会話するときにワンパターンにならなくておすすめだよ
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
教えてくれてありがとう!

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~jump through hoops~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

役立つ日常英語表現~labor of loveってなに?~

英語には“labor of love”という言葉があります。

直訳は「愛の労働」ですが、その意味としては「金銭的・物理的な報酬を目的とせず、人や自分のための喜びにつながる仕事」

「自ら率先し、好意で行う仕事」といった意味合いです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~just around the corner~

corner は「角」などで、around the corner で「角を曲がったところに」という意味になります。道案内などで just around the corner といえば、「角を曲がればすぐ」もしくは「すぐそこ」と言うニュアンスで使われます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~go down the rabbit hole~

直訳だと「ウサギの穴に落ちる」ですが。これは、「本来の目的とは逸れてしまう」「本筋から逸れる」などという意味で、転じて「底なし沼にハマる」「複雑な状況から抜け出せない」のようなニュアンスで使われます。例えば、ネットや動画、配信ドラマなどを見ていると、おすすめが次々に出てきてなかなか抜け出せない、そんな体験ありませんか?これは、諸説ありますが、ウサギの巣穴が複雑なことや、「アリスの不思議の国」で、アリスがウサギを追いかけて穴に落ちて、非現実的な体験をしたことなどから誕生したイディオムのようです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~I’m all tied up~

tie は necktie(ネクタイ)や tie one’s shoe(靴の紐を結ぶ)といった表現などからもわかる通り「結ぶ」という意味です。I’m all tied up now.は「今は全て縛られている」つまり、「忙しくて手一杯」「手が離れません」などというニュアンスになります。