コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~show someone the ropes~

日本人が知っておくと便利な英語表現~show someone the ropes~

2023-02-10 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
作ったマフィンの味はどう?
It’s delicious! I want you to show me the ropes.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
ロープ?ロープは特に作ってないんだけど・・・

show someone the ropes

ropeは「ロープ」「縄」という意味ですが、口語ではthe ropesで「コツ」という意味もあります。なので、show someone the ropes で「コツを見せる」つまり、手ほどきをする、コツをやってみせるといった意味で使われます。似ている表現でlearn the ropesというイディオムがあり、「コツを学ぶ」「要領を得る」といった意味になります。諸説ありますが、船上でのロープの扱いを覚える=慣れる、というところから生まれた表現だと言われています。ropesと複数形にするのを忘れないでくださいね。

A: How’s work going?
(仕事はどう?)

B: My coworker has been showing me the ropes, so I’m getting used to it.
(同僚が教えてくれて、だいぶ慣れたよ)show the ropeで

I’m at the end of my rope.

at the end of ropeは「ロープの端にいる」ですが、会話では追い詰められて「後がない」「もうお手上げ」という状況を表します。

由来はロープに繋がれた家畜などがそれ以上先には進めないことから生まれた表現とも言われています。垂らされたロープの端に必死でつかまっている状況など想像するとイメージしやすいですね。

A: Are you almost finished?
(仕事終わりそう?)

B:The computer won’t connect to the internet at all! I’m at the end of my rope.
(パソコンがネットが全然繋がらなくて、もうお手上げだわ。)

To “show someone the ropes” means to teach them how to do something.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
なるほどね。もちろんよ!私でよければいつでも。
Great! I want to make some to take home for my family.
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が間違いやすい英語表現~”Time”と “The Time”の違い~

Do you have time? なら「お時間はありますか?」ですが、Do you have the time? だと「何時ですか?」と時刻をたずねる質問になるように、定冠詞の the が付いているか否かで、意味がガラリと変わる名詞があります。

「顔が真っ青」って英語でどう言うの?~役立つ日常英会話~

青はblueなので、Your face went blue!のように言えばいいのかな?と思うかもしれませんが、これは英語としてはおかしな表現。

「青白い、青ざめた」は、blueは使わずにpaleという単語を使って表します。

日本人のための基礎英語表現~have a taste for ~

have a taste は「味見をする」というイディオムですが、he has a taste for golf は「彼はゴルフの味見をします」という意味ではありません。実は、have a taste for … で「~の趣味がある、~をたしなむ、~を好む」という意味になります。

日本人のための基礎英語表現~「日常茶飯事」って何て言うの?~

日々のありふれた出来事のことを、日本語では「日常茶飯事」といいます。これにぴったりあてはまるのが、daily occurrence という英語表現。daily は形容詞で「毎日の、日常の」、 occurrence は名詞で「出来事、事件」という意味を持つことから、この2つの単語を組み合わせて「毎日の出来事」→「日常茶飯事」です。

日本人が知っておくと便利な英語表現~You can say that again.~

You can say that again. はそのままの意味だと「あなたはもう一度言える」ですが、これは、相手の意見に強く同感するときの表現になります。