コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~spring something on someone~

日本人が知っておくと便利な英語表現~spring something on someone~

2023-04-09 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
ねぇ、妹さん突然アメリカから遊びに来てるんだって?
Yeah! She always springs things on people like this!
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
springって「春」ってことよね?春に帰ってきたってことかな?

spring something on someone

ユキのいう通り、springは「春」という意味なのですが、ここでは動詞として使われています。ベッドのスプリング(バネ)からも想像できると思いますが、springには「はねる」「とぶ」という意味もあります。spring something on someoneで、誰かの言動が誰かを飛び上がらせてしまうくらい驚かせたときに使います。突然のニュースや、予期せぬ行動で人を驚かせたということを表す表現になります。ちなみに「湧き出る」という意味もあるのでspring waterで「湧き水」を表します。

A: Did you see the news this morning?
今朝のニュース見た?
B: Those two really sprang their marriage on everyone, huh!
あの2人が結婚したなんて、みんなびっくりよね〜。

spring chicken

もうひとつspringを使った表現をご紹介します。spring chickenという言葉を聞いたことありますか?

そのまま「春の鶏」という意味で「春に生まれた若鶏」を指すのですが、転じて「若者」を表します。否定の形で用いられ「もう若くない」ということを遠回しに表す表現になります。

A: It’s really tough to stay up all night these days.
さすがに夜ふかしはきついね。
B: You’re right. We’re not spring chickens any more.
本当ね。私たちもう若くないもんね。

To “spring something on someone” means to surprise them.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
なるほど!彼女はサプライズがとっても好きなのね。
This time she didn’t tell anyone, so when I got home she was just standing in front of the house!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~「物知り」ってなんていう?~

英語で「彼女はとても物知りだ」と言いたい場合、She’s very knowledgeable. などのように表現します。knowledgeable は「博識な」を表す形容詞で、knowledgeable about … の形で「〜を熟知している、〜に詳しい」という意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~I could eat a horse!~

実は英語には馬を使った表現がたくさんあります。中でもよく使うものをご紹介します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Let’s get back on track~

get back on trackは「(話を)本筋に戻す」という意味のフレーズになります。ここでのtrackは列車の「軌道」「線路」を表します。「(正しい)軌道に戻る」が転じて、「話を本筋に戻す」となります。trackの代わりにtopic(話題)も使われます。
また、You are on the right track.で「あなたの進む道は正しい」のようなニュアンスで、相手の行動や決めた進路が正しいことを表します。合わせて覚えておきましょう。

日本人が知っておくと便利な英語表現~weak yen~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人が知っておくと便利な英語表現~困っている人に声をかける~

悩んでいる友人に What’s the matter?(どうしたの?)と声をかけるシーンがアメリカ映画などによくありますが、これは相手の様子がいつも異なるときに、身の上を心配して何があったのかをたずねるフレーズ。