dog days
dog daysとは「犬の日々」ではなく「夏の一番暑い時期」のことを表します。
オオイヌ座の中のシリウス(通称:Dog Star)が、夏の間、日の出と共に現れ、日の入りに沈むことから、
「暑さはシリウスがもたらしている」と昔の人は考えたようです。
それが夏のもっとも暑い時期を表すようになったようです。
他にも「景気がよくない時期」や「のんびり過ごす日々」という意味もあります。
A: Let’s go camping sometime!
(キャンプにいつ行こうよ!)
B: Sounds good! Once these dog days are over I want to go.
(いいね!暑い時期が過ぎたら行きたいね)
bark up the wrong tree
もう1つ犬にちなんだ表現をご紹介します。
bark up the wrong treeは「間違った木に吠える」ですが、
これは「見当違い」「お門違い」という意味のイディオムになります。
獲物を追い詰めた猟犬が、獲物のいない木に向かって吠えていたりする様子から、本人は正しいと思っている言動が、
お門違いである、という時に使う表現になります。
A: Hey, are you good at math?
(ねえ、数学は得意?)
B: If you think I’m going to help with your homework, you’re barking up the wrong tree.
(宿題を手伝ってもらおうと思っているなら、見当違いだよ)