コラム

HOME » 日本人のための基礎英語表現~I have a lot of baggage~

日本人のための基礎英語表現~I have a lot of baggage~

2020-03-21 | ニュース, 英会話のコツ

リキ
リキ
Can I ask you a question?
Sure!
宣教師
宣教師
リキ
リキ
I have a lot of baggage. ってどういう意味?

I have a lot of baggage.

会社の休憩室で、リキは外国人の同僚Alexと以下の会話を交わしました。

Riki: Are you okay? You look tired.

(大丈夫? 疲れてるみたいだよ。)

Alex: There’s just a lot going on.

(ちょっと色々あって。)

Riki: Did something happen in the meeting?

(会議で何かあったの?)

Alex: No, I have a lot of baggage.

(いいや、荷物がたくさんあって。)

Riki: Oh, I can help you carry it. Where is it?

(ああ、運ぶのを手伝うよ。どこにある?)

Alex: What are you talking about?

(何を言っているの?)

ふたりの会話は少し噛み合わなかったようです。

I have a lot of baggage. というフレーズを、リキは文字通り「荷物がたくさんある」という意味だと解釈しました。

もちろん、このフレーズにはそのとおりの意味もあるのですが、

have a lot of baggageは「悩みが多い」という決まり文句でもあります。

この場合、baggageという単語の意味は「精神的な重荷、悩み」になります。

つまり、同僚のAlexはNo, I have a lot of baggage.「いいや、悩みが多くてね」と言っていたのです。

最後に、ほかの会話例も確認しましょう。

A: What’s wrong?

(どうしたの?)

B: My sister seems to have a lot of baggage.

(妹がいろいろと悩んでいるみたいなの。)

have a lot of baggageは「悩みが多い」っていう意味なんだよ
宣教師
宣教師
リキ
リキ
ネイティブっぽい言い回しだね。教えてくれてありがとう!
Anytime!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が間違いやすい英語表現~「can’t」「don’t~」のニュアンスの違い~

今教えてもらったことがちょっとわからないという程度なので、I don’t understand.が自然な表現になります。

「理解しない(=わからない)」という事実を、can’tではなくdon’tを用いてシンプルに表現すればいいのです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~brokeってどんな意味?~

brokeは「壊れる、割れる」という意味の動詞breakの過去形です。そのため、She’s broke. と聞くと「彼女は壊れた、彼女は割れた」という意味がぱっと思い浮かぶかもしれません。でもこのbrokeはbreakの過去形ではなく、形容詞のbrokeで「無一文で、金欠の」という意味です。つまり、She’s broke, so she can’t pay her rent. は「彼女は無一文だから、家賃を払うことができない」ということです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~picky eater~

食べ物の好き嫌いが多い人のことを、英語で picky eater といいます。used to … は「よく~したものだ、以前は~したものだった」と過去の習慣を述べるときに用いるイディオムなので、I used to be a picky eater. で「昔は食べ物の好き嫌いが多かったです」「以前は好き嫌いが激しかったんです」という意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~ポジティブ/ネガティブ~

ネイティブがpositive/negativeを使う場面は性格や思考のことではなく、検査結果が陰性/陽性という場合や、「間違いない」とい自信を持って伝えたい状況の場合です。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「なんの話してたっけ?」~

直訳だと「私たちはどこにいましたか?」ですが、これは実際の場所ではなく、会話がどこまで進んだのかを尋ねています。会話が中断されたりしたときに「どこまではなしたんだっけ?」というニュアンスで使われるフレーズです。