コラム

HOME » 日本人が間違いやすい英語表現~「meet」と「see」の違い~

日本人が間違いやすい英語表現~「meet」と「see」の違い~

2019-10-07 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
リキは元気にしているかしら。Hey, Sister. When did you meet Riki?
Let me see…リキと最初に会ったのは、1年以上前のことだと思うわ
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
あ、違うの。最近会ったのはいつ?って聞いたつもりだったんだけど…

その「会う」はいつ頃の話?

ユキはシスターに「リキに最近会ったのはいつ?」と聞いたつもりでしたが、シスターにはそのとおりには伝わらなかったようです。

「会う」という意味を持つ英単語にはmeetとseeがあります。

日本語では、初対面でも再会した時でも、同じように「会う」という言葉で表現できますが、

英語の場合はmeetとseeで使い分けが必要になります。では、ユキは一体どう言えばよかったのでしょうか?

正解は……When did you see Riki? です。

実は、同じ「会う」でも、meetには「初めて会う」、seeには「再会する」とい��ニュアンスが隠されています。

そのため、シスターはWhen did you meet Riki?を「最初にリキに会ったのはいつ?」という意味でとらえました。

しかし、ユキが聞きたかったのは初めて会ったときのことではなく、最近会ったのはいつかということ。

その場合は、When did you see Riki? と聞くのが正解です。

もしくは、meetを使って、When did you meet Riki last?(最後にリキに会ったのはいつ?)のように、

文末にlastをつけて使うことも可能です。

meetとseeの違いは、以下のフレーズにも表れています。

①Nice to meet you.

②Nice to see you.

とてもよく似たおなじみの文章ですが、①は「はじめまして」、②は「またお会いできて光栄です」という意味です。

①Nice to meet you. (→ The first time to meet someone.)

②Nice to see you. (→ Seeing someone again after a while.)

ネイティブは、(  )内の状���に合わせて2つの単語を使い分けています。

どちらも簡単な単語ですが、微妙な意味の違いはなかなか知らないもの。

これを機にしっかり使い分けられる��うになりましょう!

ユキ
ユキ
なるほど、会うにもいろいろな意味があるんだね
ニュアンスはかなり変わるから、ぜひ覚えてね
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
なるほど…。Okay, let’s go see Riki!

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

コンセントって英語でなんていうの?

つまり「コンセント」は和製英語。海外では通じないのです。

英語で「コンセント」はoutlet、socket、plugといいます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「call」を使った表現~

It’s your call. と言われても、「あなたの電話が鳴っていますよ」と教えてくれているわけではありません。たしかに call には「電話の呼び出し」の意味がありますが、この場合は「判断、決定」を表し、「それはあなたが判断することです」「君が決めていいよ」と、相手に選択を委ねる発言になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「早起き」にまつわる表現~

毎朝早く起きているというエルダーに対し、リキが「早起きなんだね」とひと言。このフレーズは、英語では You’re an early riser. と表現します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~バイクと自転車~

日本語で「バイク」というと「オートバイ」のことを指しますが、英語の bike は、一般的に「自転車」という意味になります。オートバイを表すこともありますが、自転車を指すことの方が多いです。おそらく、学校の授業では「自転車」=bicycle と習ったはずですが、口語表現では bike という単語が非常によく使われます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~寒い時の表現~

chillは空気などの「冷たさ」を表す言葉でchillyは「肌寒い」という意味になります。ちょっとヒヤッとする、というニュアンスで、coldほどは寒くないけど、coolよりは寒いイメージです。秋口のひんやりする感じや、外が寒すぎて暖房が効かない時の部屋の中のようなイメージです。また、真冬の寒さを表すときは、freezing という表現をよく使います。It’s freezing cold outside.といえば、外は凍てつく寒さ、というイメージです。色々な表現を使い分けられるといいですね。