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「同僚」を英語で言うと?

2019-03-21 | 英会話のコツ

シスター
シスター
Hi! How was your weekend?
Hi! 日曜日に友人と買い物をしていたら、そのお店でばったり同僚に会ったわ!
What a coincidence! じゃあ今日は『同僚』を表す英語表現を勉強しましょう!

coworkerとcolleagueの違い

coworkerとcolleagueはどちらも「同僚」を表す単語ですが、この2つはニュアンスに少し違いがあります。

coworkerは「(職種や年齢を問わず)自分と同じ会社や職場で働いている人」を指します。専門性にかかわらず、会社やアルバイト先でも広く使えるカジュアルな表現です。上司は含みません。

一方、colleagueは「(会社や職場を問わず)自分と同じ専門や分野で働いている人」を指します。弁護士や会計士、技術者などのように専門性が高く、同じ職種の仕事をする者同士が用います。勤務先は別で、共通のプロジェクトに携わる相手もcolleagueと言えるため「仕事仲間、同業者」という意味合いです。

買い物中、同じ会社の人にばったり会ったユキが「こちらは同僚のクミコよ」と友人に紹介する場合は、coworkerを使ってThis is my coworker Kumiko. と言えばいいでしょう。また、This is Kumiko. She’s my friend at work. のように、friend at work(職場の友達=同僚)という表現も会話ではよく使われる自然な言い回しです。

POINT

coworkerとcolleagueはどちらの単語も頭に「co-」がついています。これは「共同の、共通の、相互の」という意味を持つ接頭辞です。以下のように単語を分解すると意味を理解しやすくなります。

co-「共に」+ worker「働く人」

co-「共に」+ league「仲間」

また本人がいないところでその同僚について話す場合、someone I work withやsomeone at workといった言い方もできます。

A:Who was that man you were having lunch with?

(一緒にランチしていた男性はだれ?)

B:He’s just someone I work with

(彼はただの同僚だよ)

シスター
シスター
2つの単語の違いは理解できた?
Yes! よくわかりました!
That’s good! 状況に合わせて使い分けましょう

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