コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~a silver spoon~

日本人が知っておくと便利な英語表現~a silver spoon~

2022-09-20 | 英会話のコツ

リキ
リキ
ミカは軽井沢の別荘に行くんだって。
Sounds great. I think she was born with a silver spoon in her mouth.
宣教師
宣教師
リキ
リキ
銀のスプーン?食事の話はしてないのになぁ。

born with a silver spoon in one’s mouth

一見「銀のスプーンをくわえて生まれる」のような意味に思えますが、

これは実は生まれながらにしてお金持ち、裕福な家庭に生まれる、という意味で使われるフレーズです。

silver spoon には「銀のスプーン」以外にも「富」という意味があり、まさに財産の象徴となる言葉になります。

転じて、そういったものを使っている家庭に生まれた、つまり「裕福な家庭に生まれついた」ということになります。

ヨーロッパの裕福な家庭や貴族の間では、銀食器は受け継がれて行くもので、「財産」という位置付けでもあるようです。

A: What will you do if you quit your job?
(仕事やめてどうするの?)

B: I’ll look for another one, of course. I wasn’t born with a silver spoon in my mouth.
(もちろん仕事を探すよ。お金持ちじゃないし)

not born yesterday

not born yesterday は「昨日生まれていない」ですが、つまり「赤ちゃんじゃない」「そんなに無知ではない」という時に

使う表現になります。誰かに騙されそうになった時や、

当たり前の質問をされて「みくびるなよ」というニュアンスでおもわず放ってしまうひと言になります。

親しい人の間で使うカジュアルな表現です。

A: Did you know that there are no more samurai in Japan?
(日本にはもう侍はいないって知ってた?)

B: Are you kidding me? I wasn’t born yesterday!
(からかってんの?そんなに無知じゃないよ!)

To be “born with a silver spoon in one’s mouth” means that you were born into a rich family.
宣教師
宣教師
リキ
リキ
なるほど!ミカの別荘ってどんなかな〜。
Let’s have her show us some photos!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~会話の糸口~

新年度となり、学校や職場などでフレッシャーズを見かける季節になりました。新入生や新社会人の方を迎える側も、新たな環境に飛び込む側も、最初のきっかけづくりが肝心です。今回は、会話の糸口となるようなフレーズをご紹介します。

日本人が間違いやすい英語表現~サインください~

日本語では当たり前のように使われていますが、英語では通じないので注意が必要です。

「(有名人などの)サイン」は、正しくはautographといいます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Do you mindの使い方~

動詞の mind は「気にする」という意味。お詫びに対して Never mind. なら「気にしないで」ということですし、誰かの作業を邪魔したくないときに Don’t mind me. と言えば「私のことは気にしないで続けてください」→「お構いなく」の意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Not on your life~

相手の提案や依頼を強く否定したり、拒絶するとき、英語では Not on your life. というフレーズを使います。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Do you have the time?~

Do you have the time? の直訳は「あなたはその時間を持っていますか?」ですが、これで「今何時ですか?」と現在の時間をたずねる決まり文句になります。カジュアル・フォーマル問わず、どのようなシーンでも使うことができます。