foreignerは要注意!
英語で「外国人」を何と言うかと聞かれたら、多くの人がforeignerと答えるかもしれません。
しかし、このforeignerは「よそ者」という意味もあり、少し排他的なニュアンスがある語です。
まさに、国籍や言語、文化や習慣を別にした「異邦人」「ガイジン」といったような、ネガティブな意味合いが含まれています。
では「外国人」はどう言えばいいのでしょうか?
出身国がわかる場合は、American(アメリカ人)、French(フランス人)、Italian(イタリア人)、
British(イギリス人)、Canadian(カナダ人)のように、具体的に示すのがベストです。
もし国籍がわからない場合は、someone / people from abroad(海外から来た人/人々)といったような表現をするといいでしょう。
abroadにはマイナスのイメージはなく、ほかにもstudent from abroad(留学生)、
news from abroad(海外からのニュース)、demand from abroad(海外需要)などのように幅広く使えます。
alienという単語も「外国人」という意味ですが、foreignerよりもさらに排他的なニュアンスを持つため、
普段の会話で使うのは避けたほうが無難です。
ただし、外国の国籍や市民権を有する人を指す公用語として、法的に用いられることはあります。
alien registration cardは「外国人登録証」という意味です。