コラム

HOME » 日本人のための基礎英語表現~色を使った表現~

日本人のための基礎英語表現~色を使った表現~

2020-08-03 | 英会話のコツ

Hi, Yuki! How are you doing?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
「元気だよ! そうだ、質問があるの。white lieってどういう意味?
Okay, let me explain.
宣教師
宣教師

「色」を使った英語表現

「赤の他人」「青二才」など、日本語には色を使った表現があります。

それと同じように、英語にも色を用いたさまざまな慣用表現が存在します。

そこで今回は、ちょっとしたクイズに挑戦してみましょう。

日本語の意味を参考に、英文の(  )にあてはまる色を【 black / blue / green / red / white 】の中から選んでください。

Quiz

① She’s only been here a few days, so she’s still a little ( ).

  彼女はほんの数日しかここにいないから、まだちょっと不慣れなんだ。

② He was the ( ) sheep of his company.

  彼は会社の厄介者だった。

③ The police caught the thief ( )-handed.

  警察は泥棒を現行犯で捕まえた。

④ Jason tries to act like he’s poor, but he’s actually ( ) blood.

ジェイソンは貧しいかのように振る舞おうとしたが、実際は名門の出だ。

⑤ We told mom that the cake was good, but it was a ( ) lie.

  私たちは母にケーキはおいしかったと伝えたが、それは罪のない嘘だった。

回答と解説

① green:green「未熟な、不慣れな、経験が浅い」

② black:black sheep「厄介者、面汚し、恥さらし」

③ red:catch … red-handed「~を現行犯で捕まえる、~を現行犯逮捕する」

④ blue:blue blood「名門、上流階級の人、貴族」

⑤ white:white lie「罪のない嘘、悪意のない嘘、たわいない嘘」

たとえば⑤のwhite lieは「白い嘘」という直訳が転じて「罪のない嘘」という意味として

使われています。このことから、whiteは日本語と英語どちらでも

「まっさらで汚れのない、清らかな」というイメージを持つ単語であることが

わかるのではないでしょうか。

さまざまな色の慣用表現を覚えて、表現のレパートリーを増やしましょう!

Did you get it?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
white lie は「罪のない嘘」っていう意味なんだね。教えてくれてありがとう!
You’re welcome!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~picky eater~

食べ物の好き嫌いが多い人のことを、英語で picky eater といいます。used to … は「よく~したものだ、以前は~したものだった」と過去の習慣を述べるときに用いるイディオムなので、I used to be a picky eater. で「昔は食べ物の好き嫌いが多かったです」「以前は好き嫌いが激しかったんです」という意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~audi-がつく単語~

audio(オーディオ)や audience(オーディエンス)、audition(オーディション)…。これらの単語の共通点は、語の頭に audi がついているということ。audi は「聞く」という意味の接頭辞です。audiはラテン語で「聞く」という意味で、audioの語源だと言われています。音声や音響を再生して聞く装置(または音声そのもの)を指すので、イメージしやすいのではないでしょうか

日本人が知っておくと便利な英語表現~spring something on someone~

ユキのいう通り、springは「春」という意味なのですが、ここでは動詞として使われています。ベッドのスプリング(バネ)からも想像できると思いますが、springには「はねる」「とぶ」という意味もあります。spring something on someoneで、誰かの言動が誰かを飛び上がらせてしまうくらい驚かせたときに使います。突然のニュースや、予期せぬ行動で人を驚かせたということを表す表現になります。ちなみに「湧き出る」という意味もあるのでspring waterで「湧き水」を表します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~dog days 「夏の一番暑い時期」~

dog daysとは「犬の日々」ではなく「夏の一番暑い時期」のことを表します。オオイヌ座の中のシリウス(通称:Dog Star)が、夏の間、日の出と共に現れ、日の入りに沈むことから、「暑さはシリウスがもたらしている」と昔の人は考えたようです。