「色」を使った英語表現
「赤の他人」「青二才」など、日本語には色を使った表現があります。
それと同じように、英語にも色を用いたさまざまな慣用表現が存在します。
そこで今回は、ちょっとしたクイズに挑戦してみましょう。
日本語の意味を参考に、英文の( )にあてはまる色を【 black / blue / green / red / white 】の中から選んでください。
Quiz
① She’s only been here a few days, so she’s still a little ( ).
彼女はほんの数日しかここにいないから、まだちょっと不慣れなんだ。
② He was the ( ) sheep of his company.
彼は会社の厄介者だった。
③ The police caught the thief ( )-handed.
警察は泥棒を現行犯で捕まえた。
④ Jason tries to act like he’s poor, but he’s actually ( ) blood.
ジェイソンは貧しいかのように振る舞おうとしたが、実際は名門の出だ。
⑤ We told mom that the cake was good, but it was a ( ) lie.
私たちは母にケーキはおいしかったと伝えたが、それは罪のない嘘だった。
回答と解説
① green:green「未熟な、不慣れな、経験が浅い」
② black:black sheep「厄介者、面汚し、恥さらし」
③ red:catch … red-handed「~を現行犯で捕まえる、~を現行犯逮捕する」
④ blue:blue blood「名門、上流階級の人、貴族」
⑤ white:white lie「罪のない嘘、悪意のない嘘、たわいない嘘」
たとえば⑤のwhite lieは「白い嘘」という直訳が転じて「罪のない嘘」という意味として
使われています。このことから、whiteは日本語と英語どちらでも
「まっさらで汚れのない、清らかな」というイメージを持つ単語であることが
わかるのではないでしょうか。
さまざまな色の慣用表現を覚えて、表現のレパートリーを増やしましょう!