coworkerとcolleagueの違い
coworkerとcolleagueはどちらも「同僚」を表す単語ですが、この2つはニュアンスに少し違いがあります。
coworkerは「(職種や年齢を問わず)自分と同じ会社や職場で働いている人」を指します。専門性にかかわらず、会社やアルバイト先でも広く使えるカジュアルな表現です。上司は含みません。
一方、colleagueは「(会社や職場を問わず)自分と同じ専門や分野で働いている人」を指します。弁護士や会計士、技術者などのように専門性が高く、同じ職種の仕事をする者同士が用います。勤務先は別で、共通のプロジェクトに携わる相手もcolleagueと言えるため「仕事仲間、同業者」という意味合いです。
買い物中、同じ会社の人にばったり会ったユキが「こちらは同僚のクミコよ」と友人に紹介する場合は、coworkerを使ってThis is my coworker Kumiko. と言えばいいでしょう。また、This is Kumiko. She’s my friend at work. のように、friend at work(職場の友達=同僚)という表現も会話ではよく使われる自然な言い回しです。
POINT
coworkerとcolleagueはどちらの単語も頭に「co-」がついています。これは「共同の、共通の、相互の」という意味を持つ接頭辞です。以下のように単語を分解すると意味を理解しやすくなります。
co-「共に」+ worker「働く人」
co-「共に」+ league「仲間」
また本人がいないところでその同僚について話す場合、someone I work withやsomeone at workといった言い方もできます。
A:Who was that man you were having lunch with?
(一緒にランチしていた男性はだれ?)
B:He’s just someone I work with
(彼はただの同僚だよ)