コラム

HOME » 日本人が間違いやすい英語表現~foreignerは要注意!~

日本人が間違いやすい英語表現~foreignerは要注意!~

2019-12-09 | 英会話のコツ

リキ
リキ
I saw a lot of foreigners in Asakusa yesterday.
Maybe the word “foreigner” isn’t so good…
宣教師
宣教師
リキ
リキ
え、そうなの?

foreignerは要注意!

英語で「外国人」を何と言うかと聞かれたら、多くの人がforeignerと答えるかもしれません。

しかし、このforeignerは「よそ者」という意味もあり、少し排他的なニュアンスがある語です。

まさに、国籍や言語、文化や習慣を別にした「異邦人」「ガイジン」といったような、ネガティブな意味合いが含まれています。

では「外国人」はどう言えばいいのでしょうか?

出身国がわかる場合は、American(アメリカ人)、French(フランス人)、Italian(イタリア人)、

British(イギリス人)、Canadian(カナダ人)のように、具体的に示すのがベストです。

もし国籍がわからない場合は、someone / people from abroad(海外から来た人/人々)といったような表現をするといいでしょう。

abroadにはマイナスのイメージはなく、ほかにもstudent from abroad(留学生)、

news from abroad(海外からのニュース)、demand from abroad(海外需要)などのように幅広く使えます。

alienという単語も「外国人」という意味ですが、foreignerよりもさらに排他的なニュアンスを持つため、

普段の会話で使うのは避けたほうが無難です。

ただし、外国の国籍や市民権を有する人を指す公用語として、法的に用いられることはあります。

alien registration cardは「外国人登録証」という意味です。

リキ
リキ
foreignerにはそういうニュアンスがあるなんて知らなかったよ
日本語でも『ガイジン』という表現はあまり使わないほうがいいよね? それと同じような感じだよ
宣教師
宣教師
リキ
リキ
よくわかったよ。Thank you so much!

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~前置詞を使った日常フレーズ~

日常会話では、前置詞を活用することにより、シンプルな単語でコミュニケーションすることが可能です。早速見てみましょう。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Ring a bell~

ring a bellは文字通り「ベルを鳴らす」という意味ですが、頭の中で「ピンポーン」となるようなイメージで、「心当たりがある」「聞き覚え、見覚えがある」などという意味になります。誰かと、特定の人や物の話をしている時に、Does 人の名前+ ring any bells?で「〜って名前に聞き覚えある?」のように使います。反対に誰かに話を聞いたり、写真なども見せられてもピンと来ない場合は、… doesn’t ring any bells. (心当たりはないな)のように使います。

日本人が知っておくと便利な英語表現~one’s cup of tea~

cup of tea は「一杯のお茶」という意味ですが、紅茶のブランドや飲み方にはそれぞれ好みがあることから、「好きなもの」「好み」「お気に入り」という意味でも使われています。
myの前にreally やjustを入れるとさらに強調されて、「まさに私好み」という意味になります。また、否定的にIt’s not my cup of tea.(これは好みじゃないな)と使うことも多く、苦手なものや不得意なことを「嫌い」と言わずにやんわり伝えることができます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Let’s get back on track~

get back on trackは「(話を)本筋に戻す」という意味のフレーズになります。ここでのtrackは列車の「軌道」「線路」を表します。「(正しい)軌道に戻る」が転じて、「話を本筋に戻す」となります。trackの代わりにtopic(話題)も使われます。
また、You are on the right track.で「あなたの進む道は正しい」のようなニュアンスで、相手の行動や決めた進路が正しいことを表します。合わせて覚えておきましょう。

日本人が知っておくと便利な英語表現~figureを使った表現~

イディオム good with figures の figure とは、フィギュアスケート(figure skating)や人形のフィギュアのことではなく、「数字」を表します。つまり、number と一緒です。good with … は「〜に巧みな」という意味ですので、あとに figures を続けると、「数字に強い、計算が得意だ」となります。逆に「数字に弱い」なら bad with figures と表現できます。