コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~ドキドキする~

日本人が知っておくと便利な英語表現~ドキドキする~

2022-03-22 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
明日はスピーチなのでドキドキするな〜
It sounds like you have butterflies in your stomach.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
私の胃のなかに蝶々がいる!?

have butterflies in one’s stomach

stomach は「胃」のことですので、have butterflies in one’s stomach は

「胃のなかに蝶がいる」という意味になりますが、実はこれは比喩表現。

緊張や心配で「胸がドキドキする、そわそわと落ち着かない」という様子を表す決まり文句です。

I had butterflies in my stomach up until the performance started, but then I felt fine.
(公演が始まるまではそわそわしていたけど、その後は大丈夫だった)

といったように、have butterflies in one’s stomach は不安な気持ちを伝えるのに適したイディオムです。

動詞 have の代わりに feel や get を用いてもOKです。

I’ve given many presentations, so I don’t get butterflies at all now.
(たくさんプレゼンテーションをしてきたので、今では全然あがったりしません)

ちなみに、緊張で胃が痛んだりせず、堂々としている態度は、have a strong stomach「神経が図太い」と表現します。

get nervous

「緊張して、不安で」は nervous という形容詞でも言い表せます。

get nervous で「心配になる、びくびくする」の意味になります。

A: How did your piano recital go?
(ピアノの発表会はどうでしたか?)

B: I got really nervous beforehand, but it all went well.
(はじめはすごく緊張しましたが、順調にできました)

nervous はもともと nerve「神経」と関連する言葉で「神経過敏な」という意味もあります。

a nervous person なら「神経質な人、心配性の人」です。

逆に、nerve は「勇気、厚かましさ」を表す場合もありますので、

have a nerve ですと「図太い神経を持っている→ずうずうしい」の意味になってしまいます。

“Have butterflies” means to have a nervous feeling.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
たしかに胸がざわざわするものね。
Just relax. I’m sure you’ll do fine.
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日常英会話で話題に困ったときに使える「雑談」の例 ~天気編~

スモールトークが役立つのは日常生活だけではありません。

ビジネスシーンにおいても、いきなり本題に入るのではなく、他愛ない世間話をしてから話し合いを始めるケースがほとんどです。

日本人が間違いやすい英語表現~「どこ」をWhereで表現しない場合~

ユキも「州都の場所・位置」ではなく「州都の名称」を知りたかったわけです。

その場合は、Where…?ではなく、What…? という聞き方をするのがベストです。

「割り勘にしよう」って英語でなんて言うの?

費用を均等に分けて支払うことを日本語では「割り勘にする」と言いますね。

英語ではsplit the billというフレーズを使って表現することができます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Get the picture~

pictureは「写真」や「絵」という意味でおなじみですが、写真を見れば詳細や全体像がわかることから、転じて「大筋の意味」「状況」「全体像」という意味もあります。なので、get the pictureで「状況を飲み込む」「大筋を理解する」といった意味で使われ、相手の説明などを聞いて「わかったよ」「状況は理解したよ」というニュアンスになります。相手に「理解できましたか?」と聞きたいときは、Do you get the picture?などと尋ねることもあります。使い方を見てみましょう。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「まかせて」って英語でなんていうの?~

leaveには「出発する」「離れる」という意味があり、I’m leaving.で「行ってきます」「行くね」とその場から離れる時に使います。Leave to me.というフレーズでは、leave は「任せる」という意味で使われていて、leave it to …で「〜に任せる」という意味になります。