one’s cup of tea
cup of tea は「一杯のお茶」という意味ですが、紅茶のブランドや飲み方にはそれぞれ好みがあることから、「好きなもの」「好み」「お気に入り」という意味でも使われています。
myの前にreally やjustを入れるとさらに強調されて、「まさに私好み」という意味になります。また、否定的にIt’s not my cup of tea.(これは好みじゃないな)と使うことも多く、苦手なものや不得意なことを「嫌い」と言わずにやんわり伝えることができます。
A: How’s the cake?
(作ったケーキの味はどう?)
B: This is just my cup of tea!
(まさに私好みです!)
catch one’s fancy
もう一つ、気に入ったことを伝えるときに使える表現をご紹介します。catch one’s fancy は「〜の興味をそそる」「の心を捉える」という意味で、何かを気に入っていることを表すときに使います。catchの他にもtakeやstrikeを使うこともあります。
fancyには「手の込んだ」「おしゃれな」という意味がありますが、名詞では「好み」という意味もあります。カタカナのファンシー(可愛らしい)とは少し違うニュアンスですね。
A: That train shirt really suits him.
(その電車のシャツ似合っているわね)*子供の服装についての会話
B: Yeah. This T-shirt really catches his fancy.
(このシャツは彼のお気に入りなのよ)