コラム

HOME » 日本人のための基礎英語~「雨男」「雨女」を英語で言うと?

日本人のための基礎英語~「雨男」「雨女」を英語で言うと?

2020-05-20 | 英会話のコツ

Awe, it was sunny until just a moment ago.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
実はわたし…雨女なんだよね
Haha, it looks like it.
宣教師
宣教師

「雨男」「雨女」を英語で言うと?

さっきまで晴れ渡っていたのに、その人が表れたとたんに雨が降り出した…そんな場面に遭遇したことはありませんか? 出かけた先が雨降りになってしまうジンクスがある人を、日本語では「雨男」「雨女」といいます。

英語では rain man または rain woman と言うのかな?と思うかもしれませんが、実は、日本語の「雨男」「雨女」にぴったり当てはまる英語表現はありません。でも、日本語に相当する英語表現がない場合は、「どういうことを表すか」を英語で説明すればいいのです。

たとえば、「私は雨男/雨女だ」は「私が外出するといつも雨が降る」という文章に言い換えることができます。これを英訳すると It always rains when I go out. となり、「私は雨男/雨女だ」という日本語のニュアンスに近い表現になります。会話では

A: Wasn’t it supposed to be sunny today?
今日は晴れるはずじゃなかった?

B: Sorry about that! It always rains when I go out.
ごめん! 僕、雨男なんだ。

のように使うことができます。

POINT

同じように、It always rains when you go out. なら「あなたが外出するといつも雨が降る」→「あなたは雨男/雨女だ」という意味になります。また、when 以下を少しアレンジした It always rains when you are around. も「あなたがいるといつも雨がふる」→「あなたは雨男/雨女だ」という意味合いで使います。I like hanging out with Jennifer, but it always rains when she is around. という文章なら、「ジェニファーと遊ぶのは好きなんだけど、彼女は雨女なんだ」ということです。

ぴったり当てはまる英語表現がない場合も、別の単語や文章を駆使して言い換えることで相手に伝えることができますよ!

ユキ
ユキ
なるほど。英語ではこんな風に言えばいいのね!
That’s right! By the way, did you bring your umbrella?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
Of course! It always rains when I go out.

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語表現~make a sceneって何?~

make a sceneは「大騒ぎをする、醜態をさらす」という意味のイディオムです。

つまり、Don’t make a scene. は人前で騒ぎ立てたり、

怒り出したりする相手に「大騒ぎしないで、醜態をさらさないで」と伝えるフレーズ。

日本人が知っておくと便利な英語表現~free rein~

rein とは馬を操る「手綱」のこと。通常は複数形で、pull on the reins(手綱を引く)のように用います。rein の読み方は「レイン」ですが、free rein は決して「自由な雨」ではなく、思いのままに手綱を操れるということから「自由裁量、行動の自由」を表すイディオムです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~You’re the doctor. ~

You’re the doctor.は直訳では「あなたが医者です」という意味ですが、ここでは「あなたのいう通りにします」とか「あなたにお任せします」という意味になります。患者さんがお医者さんの指示に従うことから、転じて、相手のアドバイスを受け入れたり、判断を委ねるという場合に使われます。

日本人のための基礎英語表現~cold day in hell~

cold day は「寒い日」という意味。1つめの英文には、この cold day を用いた cold day in hell というイディオムが使われています。cold day in hell を直訳すると「地獄の寒い日」ですが、hell(灼熱地獄)では cold day(寒い日)になることはないということから、これで「決してありえない、絶対にない」という意味の英語表現になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Count me in.~

パーティやピクニックなど、楽しげなお出かけの計画を聞いて、思わず「仲間に入れて!」という時の表現になります。英語で countは count the number of (〜の数を数える)のように「数える」ですが、Count me in. で 「私もその頭数に入れてください」「人数に入れてください」つまり、その楽しげな計画に私も参加させて!という意味になります。