コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~audi-がつく単語~

日本人が知っておくと便利な英語表現~audi-がつく単語~

2020-10-12 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
Hi, Sister! 何を読んでいるの?
語源の本だよ
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
語源かぁ…面白そうだね! どんな内容が書いてあるの?

接頭辞audi-がつく単語

audio(オーディオ)や audience(オーディエンス)、audition(オーディション)…。

これらの単語の共通点は、語の頭に audi がついているということ。

audi は「聞く」という意味の接頭辞です。

audiはラテン語で「聞く」という意味で、audioの語源だと言われています。

音声や音響を再生して聞く装置(または音声そのもの)を指すので、

イメージしやすいのではないでしょうか。

audienceは「聴衆、観衆(=音楽や演説などを聞く人々)」という意味ですが、

はるか昔は、この語はauditorium「講堂」に集う人々のことだけを表す言葉だったようです。

The audience clapped after the concert.

は「コンサートのあと、聴衆は拍手した」という意味のフレーズです。

また、歌手の歌声を聞いたり、俳優のセリフに耳をかたむけて合格者を選び出す審査のことは

auditionといいますよね。たとえば「映画のオーディションには700人以上の俳優がいた」

を英訳すると、There were more than 700 actors at the movie audition.

のように表現できます。

POINT

ちなみに、「聞こえる」「聞き取れる」という意味のaudibleは、

audi「聞く」+ble「可能」からできた言葉。bleはable「できる」を表す接尾辞なので、

「聞くことが可能である」→「聞こえる」というわけです。

auditor は、audi「聞く」+tor「~する人」という語が合わさり、

「聴講生、監査役」という意味になります。

語源の本も、結構面白いでしょう?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
うん、しかも単語学習に役立ちそう!
That’s right! 接頭辞や接尾辞の意味がわかれば、知らない単語に出会っても、ある程度意味を推測できるようになるよ!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~Count me in.~

パーティやピクニックなど、楽しげなお出かけの計画を聞いて、思わず「仲間に入れて!」という時の表現になります。英語で countは count the number of (〜の数を数える)のように「数える」ですが、Count me in. で 「私もその頭数に入れてください」「人数に入れてください」つまり、その楽しげな計画に私も参加させて!という意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~感情の表現~

うれしいとき、楽しいとき、悲しいとき、残念なとき、感情をあらわす表現はいろいろとありますが、慣用句を使って、その絶妙な気持ちを表現すると、相手との心の距離がぐっと近づき、コミュニケーションが円滑になるかもしれません。早速例文を見てみましょう。

日本人が知っておくと便利な英語表現~have (got) someone’s back~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人のための基礎英語表現~「鳥肌」って何て言うの?~

鳥肌が立つ
「鳥肌が立つ」は、もともとは恐怖や寒さを感じたときに使われる言葉でしたが、今では深い感動を表す表現としても用いられます。

英語では、「鳥肌」は goosebumps といいます。gooseは「ガチョウ」、bumpは「突起、こぶ」という意味です。

「割り勘にしよう」って英語でなんて言うの?

費用を均等に分けて支払うことを日本語では「割り勘にする」と言いますね。

英語ではsplit the billというフレーズを使って表現することができます。