コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~keep one’s shirt on~

日本人が知っておくと便利な英語表現~keep one’s shirt on~

2022-04-04 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
大変!今日隕石が落ちてくるって!
Oh, keep your shirt on. That’s fake news.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
シャツ?今日はシャツじゃなくてワンピース着てるんだけどな・・・

keep one’s shirt on

keep one’s shirt on は「シャツを着たままに」が直訳ですが、

慌てている人や興奮している人に対して「落ち着いて」「慌てないで」などと声をかけるときに使う表現になります。

元々は、かつてケンカをするときに汚れないようにシャツを脱ぐため、それを止めようとして使った表現が、

人をなだめる表現として使われるようになったと言われています。

A: Did you say that Karen’s boyfriend is coming today?
(今日はカレンのボーイフレンドがくるんだっけ?)

B: That’s right. No matter what happens, keep your shirt on.
(そうよ、何があっても落ち着いていてね)

娘がガールフレンドを連れてくるとなると、穏やかじゃいられない親も多いはず。

上記の会話のように、keep one’s shirt on は相手のはやる気持ちを抑えたり、

イライラしている人をなだめたりするときに使います。「まあまあ落ち着いて」のようなニュアンスで、

相手の平静を取り戻させるようなフレーズになります。

take a chill pill

chill は「落ち着く」「くつろぐ」という意味なので、chill pillで「鎮静剤」という意味の口語表現になります。

take a chill pillの直訳は「鎮静剤を飲みなさい」ですが、

転じて「落ち着いて」と興奮している相手をリラックスさせるためのフレーズとして使われています。

A: I won’t have the documents ready for the presentation this afternoon!
(午後のプレゼンの資料作成が間に合わない!)

B:Take a chill pill! I’ll give you a hand.
(落ち着いて!私が手伝うよ)

”Keep your shirt on” means ”calm down.”
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
エイプリルフールだってことすっかり忘れてたわ。
That’s right. I’m certain we won’t be hit by a meteorite today, so don’t worry.
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語表現~It can’t be helped~

このhelpは「助ける」ではなく「避ける」という意味です。

「それは避けられない」→「それは仕方がない、それはどうしようもない」というニュアンスになります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~初対面の挨拶~

今回は、ビジネスシーンで役立つ基本のあいさつをご紹介します。いくつかのパターンを押さえておけば、初対面の相手との会話の糸口がつかめます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Ring a bell~

ring a bellは文字通り「ベルを鳴らす」という意味ですが、頭の中で「ピンポーン」となるようなイメージで、「心当たりがある」「聞き覚え、見覚えがある」などという意味になります。誰かと、特定の人や物の話をしている時に、Does 人の名前+ ring any bells?で「〜って名前に聞き覚えある?」のように使います。反対に誰かに話を聞いたり、写真なども見せられてもピンと来ない場合は、… doesn’t ring any bells. (心当たりはないな)のように使います。

日本人が間違いやすい英語表現~「どこ」をWhereで表現しない場合~

ユキも「州都の場所・位置」ではなく「州都の名称」を知りたかったわけです。

その場合は、Where…?ではなく、What…? という聞き方をするのがベストです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~have a lot on my plate~

plateは「皿」なので、have a lot on one’s plateの直訳は「〜の皿にたくさんのものがある」になります。それが転じて、「多くの仕事ややらねばならないことがたくさんある」ということを指す表現として使われています。やるべきことや取り組んでいることが非常に多く、忙しい状況を表現する際に使われます。特にビジネスで使われますが、家事や宿題など「やることが山ほどある!」という意味で、日常会話でもよく使われています。