コラム

HOME » 日本人のための基礎英語~kick back ってどんな意味?~

日本人のための基礎英語~kick back ってどんな意味?~

2020-06-21 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
What are you gonna do this Saturday?
I think I’ll just kick back and watch DVDs in my room.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
Kick… what?

kick back ってどんな意味?

「今週の土曜日は何するの?」とユキがたずねると、シスターは次のように答えました。

I think I’ll just kick back and watch DVDs in my room.

「キックバック」と聞いて、どうやらユキは「割戻金、リベート」を連想したようです。

確かにkickbackという名詞はそのような意味があり、

動詞のkickを使ったkick backというイディオムにも「リベートとして払う」という意味があります。

ところが、それとは別にkick backというイディオムには「くつろぐ」「休憩する」という

意味もあるのです。

つまり、I think I’ll just kick back and watch DVDs in my room.

は「ただくつろいで部屋でDVDを見ようと思ってる」ということです。

口語でよく用いられる表現です。

この場合のkick back は、動詞のrelaxと同じような意味合いです。

そのため、I think I’ll just relax and watch DVDs in my room.

に言い換えることが可能です。

POINT

また、This weekend I feel like kicking back and relaxing.

(今週はのんびりくつろぎたい気分だな)のように、kick backとrelaxを合わせて

使うこともあります。

Emily has been saying she wants to kick back and relax, but she’s too busy with

work.

なら、「エミリーはゆっくりくつろぎたいと言っているが、仕事で忙しすぎる」

という意味になります。  

So basically, kick back means “relax.”
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
I got it! This Saturday, I wanna kick back in my room too.
I hope you have a nice, relaxing weekend!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~go down the rabbit hole~

直訳だと「ウサギの穴に落ちる」ですが。これは、「本来の目的とは逸れてしまう」「本筋から逸れる」などという意味で、転じて「底なし沼にハマる」「複雑な状況から抜け出せない」のようなニュアンスで使われます。例えば、ネットや動画、配信ドラマなどを見ていると、おすすめが次々に出てきてなかなか抜け出せない、そんな体験ありませんか?これは、諸説ありますが、ウサギの巣穴が複雑なことや、「アリスの不思議の国」で、アリスがウサギを追いかけて穴に落ちて、非現実的な体験をしたことなどから誕生したイディオムのようです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Do you mindの使い方~

動詞の mind は「気にする」という意味。お詫びに対して Never mind. なら「気にしないで」ということですし、誰かの作業を邪魔したくないときに Don’t mind me. と言えば「私のことは気にしないで続けてください」→「お構いなく」の意味になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~bottom lineって何?~

bottom line とは、会社の決算表の一番下に表示される集計結果、つまり「最終損益」のことを言います。one’s bottom line の形でどの会社の収支であるかを示し、
It seems our bottom line won’t be affected by the new climate regulations.
(わが社の最終損益は新しい環境規制の影響を受けないようだ)
といったような使い方をします。
one’s の代わりに定冠詞を付けて the bottom line とすると、「最終決定」や「結論」、あるいは話の「要点」などを表します。

「同僚」を英語で言うと?

coworkerとcolleagueはどちらも「同僚」を表す単語ですが、この2つはニュアンスに少し違いがあります。

coworkerは「(職種や年齢を問わず)自分と同じ会社や職場で働いている人」を指します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~You can say that again.~

You can say that again. はそのままの意味だと「あなたはもう一度言える」ですが、これは、相手の意見に強く同感するときの表現になります。