コラム

HOME » 「衣替え」って英語でなんて言うの?

「衣替え」って英語でなんて言うの?

2019-06-01 | 英会話のコツ

Hi! How are you doing?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
I’m doing great. ところで、今日は日本で衣替えをする学校とかが多いんだけど、
英語で「衣替え」ってなんていうの?
「衣替え」ですか。それは日本らしい表現ですね。英語でなんて伝えたらいいかアドバイスしますね。
宣教師
宣教師

「衣替え」で見えてくる日本と海外の文化の違い

日本では一年の間に春夏秋冬と季節が移り変わるため、季節の変わり目に衣替えをする習慣があります。

しかし、アメリカのような国土の広い国では地域によっては一年を通してあまり気温が変わらない地域などもあるため衣替えをする習慣がありません。

そのため、英語には「衣替え」という直接的な表現はないのです。

では、衣替えを説明するにはどうしたらいいでしょうか?
いくつかの例文をみていきましょう。

I broke out my summer uniform and put away the winter one.
冬の制服をしまって、夏の制服を準備したんだ。

It’s warming up. Time to break out your shorts and sun glasses.
暑くなってきたね。そろそろあなたの短パンとサングラスを準備しないとね。

It’s time to break out your coat. It’s getting cold lately.
そろそろコートを準備しないとね。最近、寒くなってきているから。

POINT

「衣替え」を直訳するとa change of clothという表現になるため、これだとただ「服を着替えたと」いう印象になってしまい、衣替えの意味が伝わりません。

a seasonal change of clothというような表現をすれば、多少意味は伝わりますが、不自然な表現になってしまいます。

そこで、おすすめな英会話での表現は

break out 〜 = 〜を準備する という表現です。

この表現と一緒に季節的な表現(summerやwinterなど)を加えると、英語圏文化の方にも衣替えのイメージが伝わりやすくなります。

ぜひ、日常会話などではこちらの表現を使ってみて下さい。

Does this make sense to you?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
Yes! なるほど。こうやって文化の違いも考えながら英会話が学べると楽しいね!
You’re right. ホント、その通りですね。
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~one’s cup of tea~

cup of tea は「一杯のお茶」という意味ですが、紅茶のブランドや飲み方にはそれぞれ好みがあることから、「好きなもの」「好み」「お気に入り」という意味でも使われています。
myの前にreally やjustを入れるとさらに強調されて、「まさに私好み」という意味になります。また、否定的にIt’s not my cup of tea.(これは好みじゃないな)と使うことも多く、苦手なものや不得意なことを「嫌い」と言わずにやんわり伝えることができます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~健診でよく使う表現~

外出自粛やテレワークなどの影響で慢性的な運動不足となり、健康診断の結果に驚く方が多いと聞きます。今回はmeasure one’s height(身長を測る)、blood test(血液検査)、eyesight check, vision check(視力検査)など、健診にまつわる表現をご紹介します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「親指」を使った表現~

thumb は「親指」なので、直訳では「全部の指が親指」という意味ですが、実際は「不器用」という意味になります。親指は他の指と比べて太くて短いため、すべてが親指になってしまったら、細かな作業など、色々やりづらくなりますよね。この様子から、手先が不器用なことをこのように表現します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~out of the blue~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人が知っておくと便利な英語表現~ポジティブなcouldn’t~

couldn’tは「できなかった」という否定の言い方なので、よくないイメージがあるかもしれません。しかし実際には、大変ポジティブな意味合いで用いられることもあります。