コラム

HOME » 日本人が間違いやすい英語表現~”Time”と “The Time”の違い~

日本人が間違いやすい英語表現~”Time”と “The Time”の違い~

2021-11-01 | 英会話のコツ

Yuki, do you have the time?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
今、少しだけなら時間あるけど、何かお手伝いすることでも?
Oh, no… I’m just asking what time it is.
宣教師
宣教師

冠詞の有無で変わる意味

Do you have time? なら「お時間はありますか?」ですが、

Do you have the time? だと「何時ですか?」と時刻をたずねる質問になるように、

定冠詞の the が付いているか否かで、意味がガラリと変わる名詞があります。

time のほかにも、office もそんな単語の一つです。

会社に外国人から、May I speak to Ms. Suzuki?(鈴木さんはいらっしゃいますか?)と電話がかかってきたとしましょう。

役員の鈴木さんは外出中なので「彼女は会社を出ました」と伝えるつもりで She left office. と返事をしたら、

その外国人はちょっと驚いてしまうかもしれません。

というのも、leave office には「退任する」という意味があるからです。

office は「事務所、会社」といった職場を表すだけでなく、「役職、任務」の意味も持っています。

特に会社の重役や政府の要人など、いわゆる偉い人の職務について使います。

ですので、重要ポストに就く場合に take office(就任する)という言い方をしますし、

反対に「退任する」という場合には leave office または go out of office と表現します。

冠詞を付けて the office とすることで、抽象的な「職務」などではない特定の場所を表せますので、

She left the office. で「彼女は会社を出ました」の意味になります。

POINT

このほかにも、不定冠詞 a の有無によって意味が異なる、よく知られた例を挙げましょう。

・I ate a chicken for dinner.
(夕食にニワトリを一羽丸ごと食べました)

・I ate chicken for dinner.
(夕食にチキンを食べました)

冠詞のない chicken は食べ物としての「鶏肉、チキン」ですが、a が付くとニワトリ1羽を丸ごと表します。

ユキ
ユキ
そうか、冠詞のあるなしで意味が大きく変わるんだね!
Since you have no “the” or “a” in the Japanese language, they can be a little tricky for you.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
よく注意しないとね。

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~bottom lineって何?~

bottom line とは、会社の決算表の一番下に表示される集計結果、つまり「最終損益」のことを言います。one’s bottom line の形でどの会社の収支であるかを示し、
It seems our bottom line won’t be affected by the new climate regulations.
(わが社の最終損益は新しい環境規制の影響を受けないようだ)
といったような使い方をします。
one’s の代わりに定冠詞を付けて the bottom line とすると、「最終決定」や「結論」、あるいは話の「要点」などを表します。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Let it slide~

slideは動詞で「滑る」「滑らせる」などという意味で、Let it slide.で「それを滑らせちゃおう」→「受け流そう」→「忘れてしまおう」のようなニュアンスで使われています。

日本人が知っておくと便利な英語表現~長さの単位~

日本はメートル法が採用されているため、アメリカで使用されているinch(インチ)、foot/feet(フット/フィート)、yard(ヤード)、mile(マイル)といった長さを表す単位は、日本人にはあまりなじみがありません。今回は、比較的「長めのもの」を表すyard(ヤード)とmile(マイル)について学びましょう。

日常英会話で話題に困ったときに使える「雑談」の例 ~天気編~

スモールトークが役立つのは日常生活だけではありません。

ビジネスシーンにおいても、いきなり本題に入るのではなく、他愛ない世間話をしてから話し合いを始めるケースがほとんどです。