コラム

HOME » 役立つ日常英会話~忘れ物をしたときの英語表現~

役立つ日常英会話~忘れ物をしたときの英語表現~

2019-08-05 | 英会話のコツ

リキ
リキ
Hi, Elder! 待たせてごめん!
No problem! あれ、今日は雨なのに傘を持ってないの?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
しまった!電車に置き忘れてきちゃったよ

「忘れ物をした」を英語で言うと?

リキはエルダーと待ち合わせをしていました。遅刻しそうだったリキは、あわてて電車を降りる際、傘を置き忘れてしまったようです。

このように「電車の中に傘を忘れてきちゃった!」という場合、どのように言えばいいのでしょうか?

「忘れる」=forgetなので、I forgot my umbrella on the train!という文章を思い浮かべる人もいるでしょう。

でも、実はこのような言い方はしません。

「(モノを)忘れる」ことを表すとき、英語では

①忘れた場所が明示されている場合

②忘れた場所が明示されていない場合

この2通りの状況によって、使う動詞が異なります。忘れた場所が明示されている場合今回のリキのケースは「傘を電車に置き忘れた」ので、忘れたモノも、忘れた場所も明示されています。

つまり①に該当します。この場合、動詞はleaveを用い、

I left my umbrella on the train!

(電車の中に傘を忘れてきちゃった!)

となります。忘れ物をした場所がわかっている場合は、leaveを使うと覚えておきましょう。忘れた場所が明示されていない場合一方、②はどこに忘れたかという場所が明示されず、

漠然と「(モノを)持ってくるのを忘れた」というケースです。

この場合は、動詞にforgetを用います。

I forgot to bring my umbrella with me.

「傘を持ってくるのを忘れた」という意味です。

How was today’s lesson?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
忘れる=forgetをすぐに使ってしまいがちだけど、場所が明示されているかどうかで使う動詞を区別するんだね
If you have any questions, please ask me anytime!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語表現~「反省する」~

「反省する=reflect」と覚えた人も多いと思いますが、reflectはもともと「(光や熱を)反射する」という意味の言葉。そこから「熟考する、回顧する」という意味にも派生しています。しかし、過去の言動を振り返って深く考え、同じ過ちを繰り返さないと心に誓うことを「反省する」という場合、このreflectという語ではその気持ちは表すことはできません。

日本人が知っておくと便利な英語表現~read too much~

read too much into…は「〜を深読みしすぎる」という意味で、相手が何かを深く考えすぎている時や、変に分析しすぎている時などに「気のせいだよ」というニュアンスでかけてあげるひと言になります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~jump through hoops~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人が知っておくと便利な英語表現~料理で使う言葉~

今回は料理レシピを表現する際に知っておくと便利な表現をご紹介します。まず、大さじはtablespoon 小さじはteaspoonです。そして「大さじ山盛り1杯」なら「積み重ね、かたまり、山」といった意味を持つ、heapを使い、A heaped tablespoonとなります。