コラム

HOME » It comes with the territoryってどんな意味?

It comes with the territoryってどんな意味?

2019-05-07 | 英会話のコツ

Hi! 浮かない顔してどうしたの?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
Hi… 出張に行きたくないの
You work in sales, so it comes with the territory.
宣教師
宣教師

It comes with the territory. ~それも仕事のうち~

やりたいことや好きなことだけができる仕事はそうそうないのかもしれません。

時には苦手な仕事やつらい仕事を任されることもあるでしょう。

「出張に行きたくない」と言ったユキに、シスターはIt comes with the territory.と言いました。

これはいったいどのような意味なのでしょうか?

come with the territoryは「その領域・仕事にはつきものである」という意味です。

たとえば「この仕事はやりたくない、気が進まない」と話す友人や同僚がいたとします。そんなとき日本語では、相手をなぐさめたり、

励ます気持ちを込めて「それも仕事のうちだよ」と言いますね。今回のフレーズは、それにぴったりの表現です。

会話例1

A: I don’t want to go on business trips.

(出張に行きたくないの)

B: You work in sales, so it comes with the territory.

(営業職なんだから、それも仕事のうちだよ)

会話例2

A: I’m not used to people speaking so formally to me.

(みんながかしこまって話しかけてくるのが慣れないな)

B: You just got promoted! It comes with the territory.

(昇進したばかりだからね! しょうがないよ)

POINT

come with「~が付いている」を使ったほかの例文も確認しましょう。

This lunch set comes with dessert.

(ランチセットにはデザートが付きます)

This premium ticket comes with a special concert t-shirt.

(このプレミアチケットは特別なライブTシャツ付きです)

今日のフレーズは理解できた?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
はい!仕事の話をしているときに使う機会がありそうね
That’s right. 出張、気を付けて行ってきてね!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人のための基礎英語表現~Chillの使い方~

動詞のchillの本来の意味には「冷える、寒気を覚える」などがありますが、

今回エルダーのセリフで使われているchillは「ゆっくりする、くつろぐ、リラックスする」という意味のスラングです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~heads-upを使った表現~

heads と up で「頭を上げる」に思えるかもしれませんが、実は heads-up は「注意」という意味の名詞です。Heads up! で「危ない、気をつけて」と、頭の上に落ちてくる物への注意を促すフレーズになるのですが、名詞の heads-up は落下物に限らず、状況報告や予定変更などいろいろな情報に用いることができます。

日本人が知っておくと便利な英語表現~just in case 「念の為」~

just in case は「念の為」「万が一に備えて」という意味で、何か好ましくないことが起こるといけないので、用心して〜しておこう、という時に使うフレーズになります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~Not on your life~

相手の提案や依頼を強く否定したり、拒絶するとき、英語では Not on your life. というフレーズを使います。

日本人が間違いやすい英語表現~「どこ」をWhereで表現しない場合~

ユキも「州都の場所・位置」ではなく「州都の名称」を知りたかったわけです。

その場合は、Where…?ではなく、What…? という聞き方をするのがベストです。