コラム

HOME » 日本人のための基礎英語表現~have a taste for ~

日本人のための基礎英語表現~have a taste for ~

2020-09-28 | 英会話のコツ

ユキ
ユキ
Do you know what Jim does on weekends?
I’m not sure, but I heard that he has a taste for golf.
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
He has… what?

have a taste for …

ユキがシスターに

Do you know what Jim does on weekends?
(ジムが週末に何をしているか知ってる?)

とたずねると、シスターは

I’m not sure, but I heard that he has a taste for golf. と返答しました。

この文章は一体どんな意味なのでしょうか?

have a taste は「味見をする」というイディオムですが、

he has a taste for golf は「彼はゴルフの味見をします」という意味ではありません。

実は、have a taste for … で「~の趣味がある、~をたしなむ、~を好む」

という意味になります。つまり、シスターが言った

I’m not sure, but I heard that he has a taste for golf. は

「わからないけど、彼はゴルフが趣味だと聞いたよ」ということ。

She has a taste for oil paintings.
(彼女の趣味は油絵です)

I have a taste for fishing.
(私の趣味は釣りです)

のように、for以下をアレンジしてぜひ使ってみましょう。

ちなみに、He has a taste for golf. は、His hobby is golf.(彼の趣味はゴルフです)

に言い換えることが可能です。

また、このイディオムは「~を好む」という意味もあることから、

He has a taste for pink shirts. なら「彼はピンクのシャツが好きです」、

She has a taste for chocolate. なら「彼女はチョコレートが好きです」という意味に。

文脈にとって意味を判断しましょう。

POINT

have と taste が使われているその他のイディオムに、

have good taste(センスがいい、趣味がいい)があります。

たとえば、You have good taste. は「あなたはセンスがいいですね」と

相手をほめるフレーズ。

前置詞の in を伴って You have good taste in furniture.(家具のセンスがいいです)

のように言えば、具体的に何のセンスがいいのかを表すことができます。

反対に、「(~の)センスが悪い、(~の)趣味が悪い」は have bad taste (in …) 。

「彼は服の趣味が悪い」は、He has bad taste in clothes. となります。

Does that make sense?
宣教師
宣教師
ユキ
ユキ
「Yup, thank you for explaining!
No problem!
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~boiling hot~

boilは「沸騰する」という意味で、boiled eggで「ゆで卵」のことです。夏のうだるような暑さを表すときは、このboilを使って、boiling hotと言います。

日本人が知っておくと便利な英語表現~料理で使う言葉~

今回は料理レシピを表現する際に知っておくと便利な表現をご紹介します。まず、大さじはtablespoon 小さじはteaspoonです。そして「大さじ山盛り1杯」なら「積み重ね、かたまり、山」といった意味を持つ、heapを使い、A heaped tablespoonとなります。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「もちろんです!」という表現~

You bet.は、「もちろんです!」という意味で、相手から何か提案された時や、予定などを聞かれた時に、ノリノリで答えるときのひと言です。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「シェイプアップ」の使い方~

カタカナ語の「シェイプアップ」は、健康や美容のために体型をよくすることですが、英語の shape up は「振る舞いを改善する」という意味です。

「顔が真っ青」って英語でどう言うの?~役立つ日常英会話~

青はblueなので、Your face went blue!のように言えばいいのかな?と思うかもしれませんが、これは英語としてはおかしな表現。

「青白い、青ざめた」は、blueは使わずにpaleという単語を使って表します。