コラム

HOME » 日本人が知っておくと便利な英語表現~Why the long face?~

日本人が知っておくと便利な英語表現~Why the long face?~

2022-01-03 | 英会話のコツ

リキ
リキ
どうしよう、困ったなあ〜
Riki, why the long face?
宣教師
宣教師
リキ
リキ
えっ、ぼくの顔が長い?

Why the long face?

唐突に「どうして長い顔なの?」とぶしつけな質問をしているわけではありません。

long face を直訳すると「長い顔」ですが、実は「浮かない顔つき」の意味があります。

Why the long face? は、悲しそうに見える相手を心配して、「浮かない顔をして、どうしたの?」とたずねる定型表現です。

A: Why the long face, Amanda?
(どうして悲しい顔をしているの、アマンダ)

B: I lost my ticket for the baseball game tonight.
(今夜の野球のチケットをなくしたの)

Why the long face? は主語と動詞を省略した言い方ですが、
フルセンテンスで Why do you have such a long face?(なんでそんなに悲しそうな表情をしているの?)などと

言うこともあります。いずれも、どこか元気のない相手を気づかうときのフレーズです。

なお、実際に顔の長さについて話すときにも、

He has a long face.(彼は面長だ)のように、long face を用いることができます。

その他の表現

ほかにも、落ち込んだ様子の相手に声をかける際の定型句があります。

Did something happen? や What’s the matter? あるいは What’s wrong? といった、

「どうかしましたか」を意味する表現が使えます。

A: You look down. Did something happen?
(めいっているようだね。何かあったの?)

B: My boss yelled at me for a small mistake.
(些細なミスで上司に叱られたんだ)

*ここでの down は、悲しくて意気消沈している様子を表します。

A: You seem sad today. What’s the matter?
(今日は悲しそうですね。どうしたのですか?)

B: It’s my first birthday since my grandfather passed away. I really miss him.
(祖父が亡くなって最初の誕生日なんです。とても寂しくて)

“Why the long face?” is a casual way of asking “What’s wrong?”
宣教師
宣教師
リキ
リキ
そうか、気にかけてくれたんだね。
So, what’s wrong?
宣教師
宣教師

GOEIGOでなら無料で英語を学ぶことができます!

関連投稿

日本人が知っておくと便利な英語表現~jump through hoops~

out of the blueは何かが突然予期せずに起こることを表すフレーズになります。例えば、何年も音信不通だった友人から突然連絡が来た、などのように、前触れや警告なしに、予測できないタイミングや状況で何かが起こることを表します。
また、突然の出来事や意外な展開に対しても、Out of the blue, he said that he’s changing jobs.」(突然彼が転職するといった)というように使われます。
日本語でいう、「晴天の霹靂」に近い表現ですね。

日本人が知っておくと便利な英語表現~「まかせて」って英語でなんていうの?~

leaveには「出発する」「離れる」という意味があり、I’m leaving.で「行ってきます」「行くね」とその場から離れる時に使います。Leave to me.というフレーズでは、leave は「任せる」という意味で使われていて、leave it to …で「〜に任せる」という意味になります。

日本人のための基礎英語~トイレに行ってもいいですか~

Where is the toilet? (トイレはどこですか?)も避けたほうがいいでしょう。

こんなときは、Let me go to the bathroom.(トイレに行かせて)や

I want to go to the bathroom. (トイレに行きたい)と言うのがベターです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~as clear as mud~

mud は「泥」を表す名詞です。as clear as mud を直訳すると、「泥と同じくらい明瞭な」となります。しかし、泥は透き通っておらず、濁ったもの。このフレーズは、実はユーモアを利かせた口語表現で、明快さが泥と同じ程度、つまり「不明瞭でさっぱりわからない」というニュアンスなのです。

日本人が知っておくと便利な英語表現~hit the sack~

hit the sackのsackは「ズタ袋」という意味で、ジャガイモなど野菜が入った粗い目の布を指します。転じて口語では「寝袋」「ベッド」を指し、hit the sackで「寝る」という意味になります。友人との会話で「もう寝るね」などというときに、I’ll hit the sack.などと言います。干草を意味するhayを使って、hit the hayも同じ意味です。これも昔は干草をベッドにしたり、布団の詰め物として干草が使われていたことなどから派生したのでしょう。go to bed以外にも、気軽な表現も覚えておくと、会話にバリエーションができますね。